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>精油の歴史と神話>第26〜30回
第26回 サントリナ
いろいろなものと一緒にサントリナをイギリスに持ち込んだのはノルマン人だと考えられています。
これが16世紀までにイギリス諸島に繁栄していた植物であることは確かで、よく生垣用にこれが植えられていました。
サントリナという名前は「神聖なアマ」という意味のラテン語に由来しています。
この言葉は、この植物に人々がよせた敬意を示すものです。
サントリナは殺虫剤としてフランスで広く使用されました。
第27回 シダーウッド
シダーウッドの「シダー」は霊的なパワーを意味するセム語からきたもので、これは固い信仰のシンボルなのです。
シダーウッドは寺院での薫香として、もっとも古くから使用された香料の一つで、これは宗教の神秘的なイメージを深めたものと思われます。
古代エジプト人はこの油を多量に、とくにミイラ作りに使いました。
この木材はまた、棺を作るのに広く用いられましたし、またエジプトの船の高いマストを建造するのにも使用されました。
第28回 シトロネラ
スリランカ原産のこの植物がもてはやされるようになったのは、19世紀になってからのことでした。ヨーロッパに最初に出荷されたこの精油は「オーリアム・シレー」と呼ばれました。
シトロネラ油は、しばらくの間、蚊を取るのに役立つろうそくの成分の1つとして広く使われました。現在では、この精油は香水、石けん、スキンローション、つやだし剤、洗剤、デオドラント化粧品の成分として大量に用いられています。
第29回 シナモン
シナモンはとても古くからあるスパイスで、とくに寺院での薫香に使用される貴重なものとみなされていました。
神話で有名なフェニックス(不死鳥)は没薬と甘松香とともにシナモンを集めて魔法の火を点じ、その中で焼け死んでから再び蘇ったのです。
中国人はこれを腸内にガスが溜まりすぎたとき、また肝臓の温度を正常化させたいときに使いました。ギリシャ人はその健胃特性、消毒特性のためにこれをとても評価しました。
第30回 ジャスミン
この「花の精油の王」は愛の薬に長いこと使用されていましたが、これがとてもパワフルなので、これが催淫剤になるという評判が生まれました。
たまたまジャスミンは淋病と前立腺の障害の治療に使われましたが、これがこうした病気にも治癒力を発揮するとも言われたのです。
これはインドで香膏として広く用いられ、また儀式のためにも使用されました。賓客は、この花で作ったブレスレットとネックレスを贈られ、それで身を飾ることがよくありました。
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